介護の仕事の魅力
介護の仕事の魅力ってなんだとお思いですか?
介護の仕事は昔は汚いイメージがつきものでした。
もちろん、排便や尿などと接する機会はあります。
しかし、考えてもみてください。
公衆トイレ、道路、地べたに座る。そんな行為も実はめちゃくちゃ汚いんですよ?朝起きた時の口の中なんて排便と同じぐらい汚いというデータも出ております。
そう考えると案外大丈夫なんですよ。とは言え、汚いもののイメージは変わらない人もいらっしゃるでしょう。
介護の魅力の話に戻りますが、人の人生の一部に寄り添えるとっても素敵なお仕事です。先ほども言いましたがついつい3Kのイメージを思い浮かべますが、実際に仕事している私が言っているので間違いないです。
もちろん業務として書類を書いたり、事務仕事や形式ばった仕事はありますがそれはそれ。
一人の方の人生の終末をお世話するんです。
この人にどうやって残りの人生を歩んでもらうか、この人の人生をいかにその人らしく送ってもらうか。
そんなことを考えながら高齢者とお付き合いしていると何より自分自身の考え方の甘さだったり生きるって素晴らしいことなんだって思い返す節が、いくらでもあるんです。
間違いなく高齢者によって今があるんです。高齢者がいるから私たちが産まれ生活できているのです。(老害という言葉は否定しません笑高齢になっても周りの空気を読まないといけないと思っています。それが分かっている高齢者もいます)いずれ私たちも高齢者となり人の世話になるでしょう。
いや、私はならない!と強く思っている人はいるでしょうが、ほぼほぼ世話になるでしょう。それが今の世の中なのですから。
だとしたらどんな人生を歩みたいか、どんな人生の終末を迎えたいか。
自分らしさを求めて、例え高齢になって何も出来なくなっても、どんな状態にあっても楽しむことができるのです。それはまさに若い世代にとっては魅惑の世界です。そしてそこに魅力がたくさん詰まっているのです。
「ありがとう」仕事をしたての頃はこの言葉が言ってもらいたくて支援していましたが、今は違います。言い方は悪いけど、生活の課題にどんな支援をするか提案して寄り添って、それが楽しいんです。
そして、最後にありがとうが付いてたら嬉しいっていう感じですね。